お絵描きホーホー論

理屈で絵が描ける事を証明する

自主制作アニメ「STUDIO hoho」設立のお知らせ

なぜ自主制作アニメなのか

これまでお絵描き講座ブログだったのに何故いきなり自主制作アニメなのかというと、アニメーションを作ることが好きだからです。自分が絵を人並み以上に練習し始めたのはあるイラストを見て、その表情の生々しさに絵を描くことの可能性を感じたからでした。そして3ヶ月も経つ頃にはアニメーションに興味を持っていました。アニメーターという存在が絵描きの頂点に立っている気がして、そこを目指せば自由自在に絵が描けるようになると思ったからです。ただし、別にアニメーターが絵描き界の頂点というわけではなく、漫画には漫画の、イラストにはイラストの、絵画には絵画の難しさがあるので勘違いしてはいけません。単に自分の性格にはアニメーションが合っているというだけでした。

アニメーションは、前後のコマのつながりでポーズと時間の制限がされています。そして連続したシーンのつじつまが合う演出をする必要があります。極めつけは線画だけで説得力を持たせる絵を描かなければいけません。いくつかの少ない人体デッサンの記号を覚えるだけではアニメーションを作ることは難しいのです。でも、それらは勉強すれば確実に身に付くと本能的に分かっていました。理屈人間にアニメーションは相性がいいのです。ただ、アニメーションのこれまでの歴史によって培われたノウハウの量が膨大なので手に負えていないだけです。そのノウハウを身につけようと勉強しているのが『お絵描きホーホー論』というわけです。

過去の自主制作アニメの失敗談

実は自主制作アニメは過去に2回挑戦したことがあります。しかしどちらも途中で制作は凍結しており、いまだに完成していません。2012年に挑戦したのが初めての自主制作アニメでした。そのときは映像コンペに参加しようと思い立ったのがきっかけで、制作期間10日間で5分弱の作品を作ろうという、全くもって無知と無謀の固まりのような企画でした。当然ですが、制作期間が足りないことに気付いて作品の尺を削って、キャラデザインも簡易化し、カットの構図も難易度を下げて対処しました。それでもタイムリミットが迫ってくるので、とにかく完成だけを目標にしてクオリティを捨てて制作に取り組み、なんとか〆切に間に合う目処はついてました。ただ、その月は31日まであると勘違いしていたのが命取りとなり、2012年9月、敗北しました。

2013年にも制作しました。昨年の失敗の未練がそうさせたのか、同じコンペに挑戦しました。今回は制作期間1ヶ月で、昨年と同じ作品です。昨年の教訓もあってか効率的な制作環境を構築できました。しかし、完成までに必要な画力を考えるととても作画できるとは思えず、自主的に制作を凍結しました。とにかく人体デッサンができなかったのです。ちなみにこのときの制作は、お絵描きホーホー論を始めた後のことです。パースの知識はお絵描きホーホー論の建築パースを徹底研究!パース理論の基礎知識と描き方の記事で身につけていたので、レイアウトはそれなりに描けました。あとは人体デッサンと映像演出のノウハウです。

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